骨子案の概要を簡単に紹介。
(詳細は自分で調べてください。それが知識へと変わります)
骨子案は他にもたくさんありますので、あくまでも参考程度に。
【高速道路の安全性、信頼性関連】
参考資料:高速道路における安全・安心基本計画
課題(問題)抽出
①交通事故減少
②災害時の渋滞・通行止め解消(ネットワークの代替性確保)
③物流の効率化
④時間信頼性確保
課題分析(背景、要因、原因)
①日本は暫定2車線区間の高速道路が他国に比べて異常に多く、暫定2車線は死亡事故になる可能性が高い 交通事故を更に減少させたい 逆走による事故を更に減少させたい
②災害が発生した時、暫定2車線は渋滞や通行止めになりやすい 大雨等で通行止めを行ったが災害が発生しなかった割合が非常に高い(不要な通行止めが多い)、一方、災害が発生したが事前通行止めをしなかった割合も高い
③日本はIC間隔が長く、目的地まで最短距離で行けない トラック運転手不足 老朽化インフラ更新に伴う交通規制が増加 大型車等の駐車マス不足で休憩できない
④事故発生時、暫定2車線は渋滞や通行止めになりやすい
解決策
①a)暫定2車線区間の解消 b)ワイヤーロープ設置 c)事故多発地点での集中的な対策(ETC2.0活用) d)新技術活用(民間公募) e)広報強化
②a)暫定2車線区間の解消 b)災害時の通行止め時間の最小化(通行止め基準の見直し)
③a)スマートIC b)自動運転、ダブル連結トラック、後続車有人隊列走行システム c)工事規制の影響の最小化 d)休憩施設の駐車マス数の拡充や兼用マスの整備
④a)暫定2車線区間の解消 b)柔軟な車線運用
新たに生じるリスク
①コスト不足 数が多くすべてに対応できない 土工部以外ではワイヤーロープが設置できない
②コスト不足 数が多くすべてに対応できない
③コスト問題(民間事業者) 既存SA・PAでは駐車マス不足
④コスト不足 数が多くすべてに対応できない ノウハウ不足
リスク対策
①選択と集中 橋梁部などでのワイヤーロープ設置技術確立
③無利子貸付等インセンティブ制度活用 駐車マス増設
以上、参考になったのであれば幸いです。