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【A評価論文 令和3年度 道路科目 Ⅱ-2-1 その3】

筆記試験合格者【Sさま】からA評価論文をご提供していただきました。

受験生の方はぜひ参考にしてください。

 

 

1.調査・検討すべき事項とその内容

(1)調査すべき事項

・幹線道路・生活道路の時間別・曜日別の自動車交通量・歩行者交通量・自転車交通量

・幹線道路・生活道路の道路構成

・市街地の商業施設・幼稚園・公園・学校

・通過交通が生活道路を通行する原因

(2)検討すべき事項

・生活道路の構成の変更の可否(歩道の設置の可否)

・通行交通排除または交通量減少の対策(狭さく部・ハンプ・カラー舗装等)

・バイパス建設の可否

2.業務を進める手順

(1)上記事項の事前調査

  • 留意すべき点:未就学児を対象に緊急的な対策が必要な背景を探りながら調査を行う。
  • 工夫を要する点:未就学児の親へのヒアリングを行い,発生状況を把握する。

(2)対策案の検討

  • 留意すべき点:排除または通行量が減少した通過交通が別な生活道路にシフトしないようにする。
  • 工夫を要する点:1つの案にこだわらず,広く様々な案を検討する。

(3)地域・学校・幼稚園・警察との協議会

  • 留意すべき点:行政からの一方的な押しつけになら

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ないように住民自ら考えるように促す。

  • 工夫を要する点:ワークショップ形式をとると,未就学児の親や地元が参加しやすくなる。

(4)対策の効果検証

  • 留意すべき点:対策の実施による別な箇所への影響を検証する。
  • 工夫を要する点:通過交通排除または交通量減少の理由を検証する。またこの結果を更なる対策に生かし,このPDCA サイクルを回す。

3.業務を効率的・効果的に進めるための調整方

(1)効率的に進めるための調整方策

 未就学児の親や幼稚園・学校の意見を最初から尊重し,取り入れると,後に手戻りが生じる可能性が減少する。

(2)効果的に進めるために調整方策

 警察や行政と定期的に進捗会議を開いていると,予期しないポイントで,事業が前進することがあるので,定期的な進捗会議を開催する。 

 

 

※コメント

Ⅱ-2は箇条書きで記述すると読みやすいのでお勧めです。

手順の見せ方も独特で面白いです。

最後の調整方策も関係者で仕分けるのではなく、効率的と効果的に仕分ける独特さもあります。

全体的にちょっと文字数が少なく感じるところが残念なところです。

結果としては、危なげなくA評価がもらえたかと思います。