【Kさま】からA評価論文をご提供していただきました。
受験生の方はぜひ参考にしてください。
1.自動運行補助施設の背景
(1)自動運行補助施設は、自立して運行する車両を誘導する電磁マーカーなどから構成される施設である。レベル2自動運転などの車両が、本施設を検知して運行する。
(2)本施設は、民間企業などが道路占用物として設置もできるが、下記の社会的背景から、道路管理者によって道路付属物として設置もできる。
(3)社会的背景
①高齢化社会の加速化:自動車運転者の高齢化、高齢ドライバーによる交通事故の発生、特に高齢者ドライバーが加害者となる死亡事故の発生など。
②バスサービスの低下:コロナ禍による運転士不足の加速化、バス事業者の経営悪化と路線運休、地域の移動手段の確保など。
③脱炭素社会:自動運転による運行効率化など。
2.同施設の設置、点検時の留意点
(1)設置時の留意点
①マーカーの設置深度:自立運行車両が検知できる深度、かつ除雪車などによって損傷しない深度。
②マーカーの設置位置:道路幅員内に収めるものとし、自動運行車両が検出できる離隔で設置する。
(2)点検時の留意点
①マーカーに損傷がないことの確認。
②交換後の検知できることの確認など。
以上
※コメント
問題文で聞かれていることに的確に解答しています。
選択Ⅱ-1の1枚論文は読み手にすぐに伝わるような記述形式にすると評価が高くなるでしょう。