先日、技術士第二次試験の筆記試験合格発表がありました。
泣いた人、笑った人、様々だったと思います。
笑った人はこれで終わりではありません。
口頭試験を突破して本当の笑顔が待っています。
約9割が合格するからといって油断は禁物です。
しっかり準備をして望みましょう。
口頭試験不合格だと、また来年、筆記試験からやり直しですから・・・(なかなかの地獄です・・・)
泣いた人は残念ですが、来年また再挑戦です。
不合格原因をしっかり追究し、来年こそは笑えるようできるだけ早く、少しずつで構わないので準備してください。
まずは成績表の到着を待ち、徹底的に原因分析です。
短期集中型の人、コツコツ型の人、様々でしょうか、早期着手は合格率を上昇させます。
特に独学の人は不合格原因を考えず、来年も同じことを繰り返す傾向が強いので注意が必要です。
技術士試験の合格率が低いのは単純に難しいだけでなく、何となく受験している人が多いのも特徴と言われています。(実質半数くらいは勉強不足の幽霊受験生とも言われていますが・・・)
また、一度受験をあきらめると知識がリセットされ、簡単にはもとに戻らなくなりますので、継続して受験することをお勧めします。
技術士試験は「継続は力なり」の言葉がピッタリ当てはまります。
また、運の良さも影響します。
たまたま苦手分野の問題が出題された可能性もあります。
連続して受験すれば得意分野に遭遇するチャンスが広がります。
私が指導した受験生のうち5名が筆記試験を突破してくれました。(連絡をいただいた方の合計)
正直、今年の合格者数は厳しい結果となりました。
傾向としては、必須ⅠがB判定、選択Ⅱ、ⅢがA評価で不合格となったパターンが多かったです。
特に必須Ⅰ―1はストレート問題だったため、応用能力を鍛えたことが逆効果になってしまった印象です。
単純丸暗記の方が点数を獲得できたようです。
合格した方は、私の力ではなく、本人の努力が99.9%実った結果です。
自信を持って口頭試験に臨んでください。
合格指導に対するお礼メールをいただくこともありますが、合格したのは本人の努力の結果です。
私の指導の成果は1%程度しか影響ありません。
ご自身の努力の結果に胸を張って、今後の仕事などにも活用してください。
すでに来年度に向けて、添削指導をスタートさせている受講生もおります。
繁忙期で忙しい時期ですが、空き時間でコツコツと基礎をしっかり固めておき、繁忙期が過ぎ去った後、すぐにスタートダッシュをきれれば合格はグッと近づきます。
技術士第二次試験は添削指導を受けている受験生が非常に多い試験かと思います。
独学で長い受験生活を送るより、添削指導を受けて早く合格したほうが楽だとは思うのですが・・・
添削指導を受けたから必ず合格するわけでもないので・・・人それぞれということでしょうか。
第二次試験の出願は4月中旬頃です。
気が付けばあっという間に目の前に現れるので、気持ちだけでも第二次試験の準備に入らないと間に合いません。
繁忙期を言い訳にしても先には進みません。
悪条件でも合格できる人が本物なのかもしれませんね・・・頑張れ!受験生!