【Tさま】からA評価論文をご提供していただきました。
受験生の方はぜひ参考にしてください。
(1)社会的背景
・全国の踏切数や踏切事故件数は年々減少しているが、依然として発生しており、1日に1件の事故、4日に1人の死亡事故が発生している。
・H30年の大阪北部地震では、列車の駅間停車により踏切が7時間閉塞され、救急救命活動に約40分の遅れが生じた。
・全国に開かずの踏切は約600箇所存在するため、救急救命や災害時の支障となっている。
(2)改正の概要
(2)-1国土交通大臣が改良すべき踏切を機動的に指定
・踏切道改良事業の評価制度を導入してPDCAサイクル実施による改良を図る。
・迂回路、待避所の整備を対策メニューに追加した。
・市町村による、踏切道のバリアフリー化が可能となった。
(2)-2国土交通大臣が管理の方法を定めるべき踏切を指定
・道路管理者と鉄道事業者が協働で踏切の開放までの手順を定めることが義務図づけられた。
・鉄道事業者に踏切の監視カメラの補助制度を創設した。
(2)-3関連道路法の改正
・防災道の駅を防災拠点自動車駐車場として、災害時に防災以外の利用を禁止・制限することが可能。
※コメント
選択Ⅱ-1は箇条書きの方がわかりやすいことが多いです。
上記のような箇条書きはスッキリして見やすく理解しやすいことがわかるかと思います。
内容も問題ありませんので、危なげなくA評価がもらえた論文でしょう。