【Kさま】からA評価論文をご提供していただきました。
受験生の方はぜひ参考にしてください。
(1)調査、検討すべき事項
・A市の都市計画マスタープラン、地域公共交通計画及び立地適正化計画等の上位計画を調査する。
・交通量について歩行者、自転車、自動車交通量の調査を行う。
・公共交通の利用状況及び利用目的を調査する。
・特定車両停留施設(バスタ等)の計画規模等の検討を行う。
・管理運営事業者や管理運営方法の検討を行う。
・各公共交通事業者のバスタ等への集約の検討を行う。
・MaaSとの連携について検討する。
(2)業務を進める手順
(2)-1調査、分析
・上記の調査に基づき必要な検討を行う。A市の上位計画について重要となるため漏れの無いように留意する。
(2)-2検討
・検討委員会を立ち上げ幅広い関係者からの多様な意見を伺うよう留意する。
(2)-2基本方針作成
・バスタ等の概略計画を作成して基本方針を決定する。
・管理運営についてコンセッション方式を導入することで、民間の高い技術力や創意工夫による高度なサービスの提供や低コスト化が出来るよう留意する。
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・従来のバス停と比較して円滑な交通流やサービスの向上を図れるよう留意する。
(2)-3整備計画の作成
・基本方針作成を受けて詳細な計画を作成する。
・MaaS導入について交通事業者や地域の観光や商業等との連携を図るよう留意する。
・バス運行の見える化を図るため、バスロケーションシステムを各交通事業者の連携により実施するように工夫を行う。
(3)関係者との調整方策
(3)-1警察
・交通管理者である警察に対して所定の協議を確実に行う。
確実な協議実施のために書類・図面作成を行う。
(3)-2検討協議会
・学識経験者、住民、商工会、交通事業者、交通管理者、道路管理者、A市担当者等からなる検討協議会を設立して多様な意見を調整する。
利害調整が伴うことから、中立な立場での意見調整を行う必要がある。
(3)-3近隣住民
・住民説明会を実施する。3次元図面やVR映像等により解りやすい説明を行うことで、合意形成を図ることが必要である。
以上
※コメント
項目整理が非常に見やすいので読み手にはっきり伝わります。
内容も問題ありませんので、危なげなくA評価がもらえた論文だったかと思います。